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岡山の税理士のウェブログ

「今までなかったことが不思議!?」を具現化して大成功!

2017-08-12

アメリカに行って仰天したことのひとつが「クッキー生地を生で食べる人」がとても多いこと!

お手製チョコレートチップクッキーが「家庭の味」のひとつとして堂々とランクインするほど生活に馴染んでいるアメリカですが、生で生地を食べてしまうことは必然なのかもしれません。

「子どもの頃からの大好物よ」というアメリカ人は多く、「生クッキー生地」はアイスクリームのフレーバーとしても人気を誇るほど。

セントルイス出身の女性クリスティン・トムランもクッキー生地を愛する一人です。

お菓子作りは大好き。

幼い頃からキッチンで母親の手さばきを見て学び、クッキーを焼くたびにボールに残った生地をすくって食べることは定番でした。

友人たちと旅行に出かけたクリスティンは、旅先でクッキー店に入ると商品として並ぶクッキーではなく、店の冷蔵庫に保存されている生地を大きな容器ごと買い取り、ドライブの最中にそれをスプーンですくいながら食べきってしまいました。

そこで思いついたのが「誰もが夢見る安心してクッキー生地を食べられるお店を開いては?」。

そこに必ず需要があると信じたクリスティンは、会社員から起業家に転じ、安全に食せるクッキー生地の販売をオンライン上で開始しました。

その2年後となる2017年の1月、ついにニューヨーク市内にクッキー生地ゴルメカフェ『Cookie Dough Confections』を開店、以来クッキードウ(生地)ファンの列は後を絶ちません。

生地の材料には殺菌済みの卵、熱処理済みの小麦粉を使用、売り切り販売で翌日に商品は持ち越しません。

まるでアイスクリームショップのような店頭には、生の生地でアイスクリームを挟んだサンドウィッチ、カップに盛る生地、生地を混ぜ込むミルクシェーク、アイスクリームコーンに乗せた生地にトッピング・・・と種類もさまざま。

加えてグルテンフリー生地、ベジタリアン用生地、もちろん焼いたクッキーも並びます。

まさか!?と思えるものも需要の存在に気付くとニュービジネスは生まれるものなのですね。

もし同店が日本へ進出したら、生でクッキー生地を食べる勇気はありますか?(笑)