岡山の税理士のウェブログ

日本人の仕事意識

2017-10-02

「勤勉で働き者」という日本人像が変わりつつある調査結果をご紹介しましょう。

2017年5月、ブランドコンサルティング会社のリスキーブランドが行った「日本人の仕事意識」に関する調査によれば、仕事が「好き」「まあ好き」と答えた人は全体の45.5%で、2008年の59.6%から約14 ポイント減り、逆に仕事が「嫌い」「どちらかというと嫌い」という人は24.5%で、2008年の16.4%から約8ポイント増えたそうです。

男女で比較すると男性の「仕事好き」な割合が減少傾向にあり、特に50 歳以上のベテランは2008年の65%から約43%にまで下がっています。

2008年を100 とした場合、2017年の「仕事好きなベテラン男性」
の割合は67%にまで落ち込んだことになります。

その背景にはITの浸透やコンプライアンス(法令順守)の強化、製造業の地位低下といった産業構造の変化などがあるとされ、50 歳以上の男性ビジネスマンのウィークポイントが浮き彫りになった結果ともいえそうです。

仕事を取り巻く質的変化が大きく変わったことで、仕事に対する意識にも変化が起きているようですね。