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岡山の税理士のウェブログ

「アマゾン」から学ぶ

2017-09-14

人手不足を背景に、宅配業界では値上げや当日配達サービスを縮小する動きが活発化しています

そんな中、通販大手の「アマゾン」は有料会員向けに展開している即日配送サービスを拡充し、同時に次々と新企画を打ち出しています。

東京23区などの一部を対象にした即日配達サービスでは、都内大手デパートの総菜やドラッグストアの化粧品などの注文をインターネットで受け、合計が一定額以上なら最短で1時間以内に配達し、再配達はしていません。

宅配環境が厳しい中で最短1時間の配送を実現できる理由のひとつは「地域限定」ですが、今回はアマゾン自らが配送を行うことも大きな理由であり、話題を集めています。

小回りのきく地域の宅配事業者に配達を委託し、再配達をしないことで利用者にも負担を求め、サービスを拡充しているのでしょう。

また薬剤師しか扱えない「第一類医薬品」の販売を始めたり、魚や野菜など日持ちしない生鮮食品を注文した当日や翌日に配送する「アマゾンフレッシュ」を始めたりと、次々に攻めの戦略を打ち出しているアマゾン。

今後も目が離せませんね。