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日本のアイデアをアメリカのニッチな市場に活かして大成功!

2017-11-29

まさか?と驚かれているサービスのひとつに「友だちのレンタル」を提供する「RentAFriend(レント・ア・フレンド)」があります。

ロマンスは一切抜き、友だち仲介を展開させることで世界でも最大規模となった同サイトは、2009年10月にニュージャージー州在住のスコット・ローゼンバームにより開設されました。

「一人では淋しい、心細い」と感じるときに、付き添い的存在を簡単に見つけられ、その「付き添い役(=友だち)」である登録者は、お小遣い稼ぎを見込んでいるレンタル人間(笑)。

ただ、レンタルされたい側も楽しい時間を過ごせればそれでOK!との意向で、レンタル料(1時間10ドル)を無料とする場合もあるとか。

驚いたことに、同サービスのアイデアは日本からの輸入盤だそうです。

当時、アジア圏、特に日本では同サービスの需要が高く、結構なブームとなっていると知ったスコットは、アメリカ国内でのニッチな市場に目をつけました。

恋愛系出逢いサイトは何千と存在するも、身近な地域でプラトニックな友だち探しができる場所はゼロ。

「お金で買えないもののひとつに友情・・・といわれているけれど、ココでは友だちレンタル可!」をうたいながら着実に需要を上げてきました。

映画を一緒に観に行きたい、流行りのレストランで食事をしたいけれど一人ではちょっと・・・、コンサートのチケットが余ったので会場まで一緒に行ける友だちを探したい、スポーツジムに一緒に通ってほしい、人生に迷った際のセカンドオピニオンとして・・・などなど、その需要は数知れず。

日本での同サービスとは利用の仕方が異なるかもしれませんが、スコットが見出したように、文化は違えど国境を越えて活かせる二ッチサービスがまだまだ足元に転がっていそうですね。