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やっかい品を逆転の発想で販売したら売れ過ぎちゃって大成功!
2018-05-11
クラフトグッズとしてよく扱われる「グリッター」をご存知でしょうか。
英単語の「glitter」とは「きらきら輝くもの」を意味しますが、老若男女に馴染みの深いキラキラする素材品のことです。
金紙、銀紙を細かく切り刻んだ紙吹雪のようなものであったり、化粧品や文具の光る糊などに混入されているパウダー類も含まれます。
アメリカでは人気アイテムで多様に使われるため入手も簡単なのですが、難点がひとつ・・・。
グリッター類は一度、洋服や肌に付着するとサラッと払い取ることが超困難!
手のひらに付いたグリッター類は、洗い落としたと思いきやどこかに残っていることが多く、キラキラの一粒がいつの間にか顔面や首などに移動し、本人は気付かないまま公共の場で一日中、光り続けているとか(笑)。
当時22歳のオーストラリア人の青年マシュー・カーペンターは、このグリッターを使ったビジネスを考案。
あくまでジョークをはらんだイタズラを売るために「あなたの嫌いな人にグリッターを送ろう!」とうたったウエブサイトを設置しました。
ごくシンプルなそのサイトでの販売商品はただひとつ。
9.99ドルで依頼された宛先にグリッターを入れた封書を送るのみ。
なんとその日一夜にしてマシューのもとには約2万ドル分のオーダーが殺到しました。
ほとんど元手がかからないため高利益率のビジネスです。
このイタズラの送り先は、会社のボス、同僚、学校の先生、家族、友人・知人などなど・・・。
そして中には、本気で復讐の意を込めた「グリッター爆弾作戦」としての注文も!
しかしマシューは日々の配送作業に疲れ果て、立ち上げからたったの2週間後には同ビジネスをオークションにかけてしまいました。
そして、あっという間に落札。 売値は8万5千ドルとなりました。
継続をすれば、もっともっとお小遣い稼ぎが見込めたラッキーなビジネスでは?と思ってしまいますが、マシューはすでにグリッターを目にすることも飽き飽きとした限界に達したらしく、未練は一切なし。
なんとまぁ潔い!?(笑)。
小学生の女の子が目にするだけで「わー!きれい~!」と目を輝かせて喜ぶ単なるキラキラかわいい素材品にこんな使い道もあったとは!
まさにアッパレです~!!