岡山市・倉敷市・総社市・玉野市で活動する税理士・会計事務所

2018-03-21

先日、ある社長とご一緒しました。

一次会のお食事も二次会の雰囲気のあるホテルのバーもとても居心地が良く、その特別感はどこから来ているのだろうかと考えていました。

すると二次会の終わりにお店を出た瞬間、社長がお会計をしていないことに気が付きました。

そういえば、レストランを出るときにもお会計をしないうちにお店の方が外まで見送りに出てくださったので、あの「財布を出そうかどうしようか」「いつのタイミングでお礼を言おうか」と迷う、ちょっとした待ち時間がなかったのでした。

「僕はね、集中主義を大事にしているんだ。毎回、違う店に行っていると常連にはなれないだろう。そのお店を大切にするために他の店に行くことをやめる、それが店に対する僕のロイヤリティなんだ。だから店の方も僕を信頼してくれるのだと思う。やめることを決めることだよ」と社長からうかがいました。

信頼関係があるから、大事なお客様の前で会計しなくてもすむ。

それによって客先との信頼関係も強くなる・・・そういう好循環があるのだと感じました。

あ！そういえば、この間、家族で食事に行ったときにお財布を忘れてしまって、お店の人が「いいですよ、次に来たときで」と言ってくださったけれど、家族から「どれだけ一人でこの店に来てるんだ？」という痛い視線を感じたので「とんでもない、そんな次にいつ来られるか分からないからすぐ取りに行ってきます！」と慌てて自転車を走らせたのでした。

お財布忘れの常連にならないよう心しておきたいと思いますが、とにかく「やめることを決めること＝集中主義」を実践すると、有意義な時間の使い方ができて仕事の効率も上がるそうですので、ぜひ一度お試しになってみてはいかがでしょうか。

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