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岡山の税理士のウェブログ

角を立てずに相手の間違いを指摘する方法

2018-06-20

次のような質問を受けました。

「受け取ったメールに誤字や明らかに使い方を間違えている言葉が含まれていることがあります。こういう場合、間違っていますよと指摘していいものかどうか迷います。生意気だと思われるのも嫌だし、私だって間違って使っていることがあるかもしれないので、たいていは知らん顔をしているのですが、誰かが間違いを教えてあげないと、いつまで経っても気付かないままのように思います。こういう場合の角の立たない、何かよい言い回しはないでしょうか」。

確かに相手の誤字や間違いが気になっていても、指摘すべきか迷うことがあります。

社外の相手とのやり取りで、名前や社名、役職名、商品やサービス名といった固有名詞が一度ならず二度、三度と間違いのまま使われている場合は、相手が間違いに気付かず入力している可能性が高いためできるだけ相手に知らせましょう。

伝え方としては、用件の後に「ところで、私の名前は△△ではなく□□です」や、「恐れ入りますが、当社の製品名は□□ですので、訂正をお願いいたします」といった具合に伝えましょう。

上記のような固有名詞以外の間違いで、相手が字や名称、言葉の使い方を間違えており、そのままにしておくと誤解を招いたり、トラブルになったりする恐れがある場合も相手に指摘する方がよいでしょう。

指摘の仕方としては「一点確認ですが、先ほどのメールにあった△△△の表記は□□□ではないでしょうか」と問いかける形の文にします。

間違いを指摘するとき、あからさまに「あなたの表記は間違っていますよね。

先ほどのメールに書いてあった△△△は□□□です」と相手を責めるような言い回しにならないようにするのがポイントです。

指摘された方も素直に受け入れにくいからです。

また文の大意に差し障りのない助詞・助動詞の使い方ばかり細かく指摘する人もいますが、これもNGです。文章の添削や間違い探しに時間を費やすことは避けましょう。