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『スパイダーマン:ホームカミング』~2017年アメリカ映画

2018-10-24

トニー・スターク(ロバート・ダウニー・Jr)に恨みを持つバルチャー(マイケル・キートン)が、巨大な翼をつけてニューヨークを襲います。

「地上最強のヒーローチーム」であるアベンジャーズにまかせればいいとやる気のないトニーを尻目に、戦いに挑むスパイダーマンのピーター(トム・ホランド)ですが・・・。

本作はMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)参加の『スパイダーマン』第一弾です。

過去に製作された『スパイダーマン』シリーズと異なるのは、主人公が15歳で、戦う目的が「アベンジャーズの一員になること」ということ。

従来のスパイダーマンのように「大いなる力には大いなる責任が伴うため、私生活を全て犠牲にしなくてはならない」という悲壮感が漂うプレッシャーがまったくありません。

オタクゆえに友達は少ないものの、それなりに青春を謳歌(おうか)し、恋に悩み、アベンジャーズに入ることを切望するというノーテンキで明るい青春ドラマです。

スパイダーマンがこんなに明るくていいのか?と疑問に思ってしまうほど明るく楽しい時間を過ごせます。

アイアンマンことトニー・スタークを師と仰ぎ、トニーの側近のハッピー(ジョン・ファブロー)に頼まれもしないのに、毎日「ご近所パトロール日誌」を送信しているピーター。

でも、その一生懸命さが憎めないのです。

次に何をやらかしてくれるのか目が離せないのです。

永遠の悪ガキだったトニーが、いやいやながらピーターを導くことにより、父と自分の関係を考え直したり、ピーターも少しずつヒーローになることの本当の意味を考えたりと、それぞれの成長物語にもなっています。

「いつまでも子どものままではいられないんだよね」とちょっと考えさせられるシリアスな部分もありますが、基本的にはワクドキの青春物語です。

友達同士でワイワイ見るのもいいし、デートでも家族でも十分に楽しめるエンターテイメント作品ですよ。