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ハラスメ ント保険
2018-11-30
「セクシャルハラスメント(セクハラ)」や「パワーハラスメント(パワハラ)」のほか、妊娠・出産・子育てを理由に退職を迫られたりする「マタニティハラスメント(マタハラ)」、顧客からの悪質なクレームを指す「カスタマーハラスメント(カスハラ)」など、ハラスメントを問題視する風潮がますます高まっているようです。
そんな中、今まで泣き寝入りしていたハラスメント被害者を対象にした「ハラスメント保険」が拡充しています。
トラブルに絡んだ弁護士費用などを負担する個人保険で、月額保険料は数千円です。
気軽に弁護士に相談できる点が売りだそうです。
損害保険ジャパン日本興亜が団体保険の特約でハラスメント保険を販売したところ、2017年度末現在の契約件数は推定2万人超。
1年間で3.5 倍にも膨らんだそうです。
2018年6月には障がい者向けにも同じ商品の販売を始め、不当労働などのトラブルに備え加入機会を増やしています。
一方、企業がハラスメント加害者として訴えられた場合の保険も登場しています。
いずれにしても泣き寝入りしないリスクマネジメントの時代に入ってきたようです。