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「業務スーパー」から学ぶ
2019-02-20
イオン、西友、イトーヨーカドーなどの大手スーパーが伸び悩む中、飛ぶ鳥を落とす勢いで売り上げと店舗数を拡大しているのは、スーパーマーケットチェーンの「業務スーパー」です。
急成長の理由は「スーパー業界のユニクロ」に例えられるビジネスモデルとユニークな品ぞろえ。
自社工場や協力工場を充実させて製販一体を構築すると中間マージンを削減する手法で安価を実現しました。
そしてフランチャイズシステムを活用し店舗数を拡大しています。
コンセプトは「毎日がお買い得」。
プロ品質の商品を格安のベストプライスで提供するために、EDLP(エブリデイ・ロー・プライス)という特売を行わない商法を採用しています。
これは世界最大の小売業であるウォルマートや日本のオーケーストアでも行われている戦略で、チラシやテレビCMなどの広告宣伝費を削減し、消費者の「特売に行けなかった」という不公平感の解消にも役立つようです。
さらには、業務用スーパーの食材で作った創作料理をレシピ投稿サイトにアップする人が続出しているとか。
SNSで常に話題になっていることも追い風のようです。