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気の進まない誘いへの対処法

2019-01-24

気の進まない飲み会などに誘われ、断りたいとき「すみません、今日はちょっと・・・」という断り方では理由がはっきり分からないので「なんで?」と押し切られる可能性があります。

「すみません、その日は無理です」という断り方も「無理」という拒絶が、誘った相手に良い印象を持たれません。

このようなときは「せっかくお誘いいただいたのに、すでに予定があり残念です」あるいは「今日はあいにく先約があり、参加できず残念です」という返事の仕方があります。

ポイントは、参加したいけれど事情があり、参加できない意を伝えることです。

「せっかく」「あいにく」という言葉を添え「残念です」で締めくくると相手に受け入れられやすくなります。

「参加したくない」が本音でも、それをストレートに相手にぶつけてしまうと「せっかく誘ったのに・・・」と反感を買うことになります。

「参加しない」という拒否の姿勢を前面に出すのではなく「(本当は参加したいけれど)参加できない」という形で返答すれば、角が立ちません。

言い方ひとつ書き方ひとつで印象が変わるため、断るときも自分の気持ちのままに直球勝負するより、相手の受けとめ方を考慮した変化球で対応するとよいでしょう。

目上の相手から誘われる飲み会などで、忙しくてそれどころじゃないというのが本音の場合も、忙しいことを理由にするのはできれば避けたいものです。

このようなときは「あいにく今、立て込んでおりますので、落ち着いたらこちらからお声がけいたします」という返答の仕方があります。

まず「あいにく」を使って、相手の誘いに今は応えることができない状況を伝え「時間の余裕ができたら改めてこちらから声をかけます」と前向きな姿勢で返答すれば相手も気を悪くしません。

その場で拒否・拒絶するとそこで関係も途切れますが、一旦は相手の意向を受けとめ、次の機会にこちらからアクションを起こす旨を伝えれば相手も安心できます。

このようにバッサリ切り捨てて終わりにせず、先に可能性を残す断り方が理想的でしょう。