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悩めるママたちをプレッシャーから解放して大成功!

2019-08-31

アメリカでは幼児が使うトイレ(おまる)のことをPotty(ポッティ)といい、オムツ外しを「ポッティ・トレーニング」と呼びます。

なかなか思うようには進められないこのトレーニング。

子育てにおいて親を手こずらせる同ステップは万国共通で日々、アメリカのママたちも奮闘しています。

日本と同様、子どもたちにはポッティの使用に興味を持たせるための絵本やビデオ、歌などは多種多様に存在し、紙パンツやコットン製の下着で本人に成長を感じさせながらトレーニングを繰り返すことはもちろん、働くママは保育園や幼稚園の先生に相談を持ち掛けることもあります。

では、ポッティ・トレーニングの出前や如何に!? ニューヨーク市在住のサマンサ・アレンは2014年にオムツ外しのプロとして、たった2日間で幼児にトイレ・トレーニングを体得させるサービス業「NYC Potty Training」を開始しました。

特別支援を要す児童を対象に、その教育指導資格を持つサマンサは開業以前の15年間、障害を乗り越え生活をする数多くの子どもたちと出会う中、各児童の性格や特徴を的確につかむと1~2日でオムツ外しを成功させていました。

それを目撃した親たちからクチコミで彼女の術が認められ広められていったのです。

トイレ・トレーニングを提供するビジネスはすでに存在しますが、サマンサ自身が培った最長2日間、最短記録1.5時間で彼女のみが施せるトレーニング技術は、決して開業を目的に身に付けたものではなく、逆に世のニーズがサマンサのなせる術を発掘したと言えるのではないでしょうか。

電話やメッセージ対応でのサポートは$600から、一日子どもに付きっきりの指導は$2000。

それでも予約者が後を絶たない状況のようです。

子どものオムツ外しに自ら取り組もうとするママたちに向け、サマンサはそのコツの情報提供もしつつ「トイレ・トレーニングは親がすべき」という観念が暗に呼ぶプレッシャーから彼らを解放し「必要なヘルプは得て良し!」と告げる彼女の優しさが、実は同サービス業の軸になっているようにも見えてきます。