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岡山の税理士のウェブログ

初対面でも1秒で信頼される極意

2019-10-12

信用とは過去の業績に対する評価。

信頼とはこれまでの信用の積み重ねでうまれるもの。

よく話題になる「信用」と「信頼」の違いです。

信用は過去に根ざし、信頼は未来に対する期待だとすれば、顧客と信頼関係を築くには信用ありき。

初対面でいきなり信用してもらうことは難しいものです。

その一方で、人は見た目で判断することが多々あります。

特に第一印象のインパクトはかなりなものです。

第一印象が信頼に結びつくことは十分あり得えるし、逆に第一印象で信頼されにくくなる可能性もあるわけです。

第一印象は半年以上も続くと聞きます。

あとからフォローしても一度、相手の中で出来上がった印象を変えるのは簡単ではありません。

けれど安心してください。

初対面でも1秒で相手の信頼を得る方法があります。

ニューヨーク大学の実験によれば、表情の作り方次第で信頼度を高めることができるそうです。

実験では、まず参加者に色々な男性の顔写真を見せ、印象を採点してもらいました。

その結果、「信頼」と「表情」には明確な相関関係があったそうです。

ひとつは「幸せそうな表情の人ほど信頼できそうに見える」。

もうひとつは「怒った表情の人ほど信頼できないように見える」。

また真面目な表情と笑顔の表情、どちらのファイナンシャルプランナーからアドバイスを受けたいか?という実験でも、やはり笑顔のファイナンシャルプランナーに軍配が上がりました。

どうやら私たちは幸せそうに見える人を無意識のうちに信頼するようです。

ですからモノを買うなら幸せそうな人から買いたいし、サービスを受けるなら幸せそうな人にお願いしたいし、幸せそうに見える人を頼りにしたくなるのでしょう。

ところで「幸せそうに見える表情」とはどんな表情だと思いますか?

この実験データでは「眉を軽く上げる」「口角をかすかに上げる」でした。

つまり、眉を軽く上げ、口角をかすかに上げた表情をすれば、初対面でも信頼してもらいやすいわけです。

昔の人は言いました。

笑う門には福来たる。

人も仕事もお金も、そして顧客も、幸せそうな人のところに集まってくる。

これが自然の摂理なのだと思います。