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「アートファイヤー」から学ぶ
2019-09-06
「アートファイヤー」をご存知でしょうか。
別名「魔法の炎」と呼ばれるこの商品を袋のままたき火にポンと入れると、たき火の炎がまるで魔法のように虹色に変化します。
カラフルな炎の正体は、理科の授業で習った「炎色反応」によるものだとか。
炎色反応とは、ある特定の物質を炎の中で加熱することで色の発光が生じる現象のことで、炎色反応によってフォトジェニックに変化した炎の画像が「インスタ映え」すると話題になり、アウトドアのアイテムとして注目されています。
アートファイヤーが注目されたもうひとつの理由は、開発製造の資金をクラウドファンディング（ＣＦ）で集めたことです。
ＣＦはスタートアップの資金調達の定番ですが、アートファイヤーも「Makuake」というＣＦを利用し、30 万円の目標金額に対して220 万円を超す資金を集めました。
これは驚異的な達成率です。
ＣＦは資金調達のほか、マーケティングやファン作りなどでも活用されています。
新商品を発売する前に、まずはＣＦで消費者や市場の手応えを探る企業も増えてきました。
今後もＣＦから続々とヒット商品が誕生しそうです。
