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岡山の税理士のウェブログ

見た目のギャップを前面に打ち出して大成功!

2020-03-02

アメリカではヴィンテージ・トラクターの愛好家も多く、コレクションとして何機も農舎に並べたり、実機や部品の売買需要も半端ではありません。

ミシガン州メタモラ村在住の女性レイチェル・ギンジェル(26歳)は、異彩を放つユニークな起業家として注目を浴びています。

女性メカニックの存在はもはや珍しくないアメリカですが、まるで手芸の説明でもするかのように流暢に彼女が行う修理ビデオ・チュートリアルの対象は年代物のトラクターばかり。

幼少期からあらゆるトラクター部品や修理の知識を父親から学び取ってきた彼女は、高校時代に起業のきっかけをつかみます。

近所の農家の納屋で邪魔になっていたポンコツのトラクターをお小遣いの25ドルで購入。

錆びまみれでモーターも作動しない50年式です。

修理に時間はかかったものの、その後オークションでは650ドルで落札されることに。

「これだ!」そのときのワクワク感とトラクターへの思い入れを原動力に、レイチェルは自ら手掛ける修理工程を動画で発信するようになりました。

線が細く、ブロンドのカーリーヘア、明るめの綿シャツにスリムジーンズ。

ごく普通の女子がトラクターに向かい、慣れた手つきでレンチを回し、クラッチを取り換え、キャブレターを改修します。

メカ音痴のケリーも思わず見入ってしまうほどです。

動画からは古びた農機とは裏腹に、実に新鮮な何かが伝わってくるのです。

自分の知識に自信を持ち、心から楽しみながら作業を進めるレイチェル。

視聴者に向ける笑顔と清潔感、そしてしゃべりのトーンは不思議と彼女の長けた技術をさらに輝かせます。

また専用アプリまで開発すると分厚い辞典のページをめくらずとも型式モデル、製造元、連番を入力すれば、いかなるトラクターをも即時に検索できるようにしました。

従来のイメージのギャップを表に出せば、それは最強のマーケティングにもなり得るのですねー!