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求人票を出す媒体とタイミングで求人結果が変わる!?

2019-11-01

◆ いつどこで求人するか

採用活動ではどのような時期にどのような求人媒体に出すかで結果が変わってきます。

自社に向いていない時期と媒体で求人してしまうと、全然人が来ないということになってしまいます。

一般に中途採用のタイミングは3月、9月、6月の順で多いと言われています。

日本では4月決算で9月は中間決算の企業が多く、人員配置を考える時期が4月や10月に集中するからです。

6月が多いのは新人研修後のGW明けに退職者が増えるため、その補充のため活発になります。

求職者が活発に動く時期はいつでしょう。

一般に、退職が増える時期は人事異動が多い3月と9月といった決算期と重なります。

また、ボーナスをもらってからやめようと6月と12月も多くなります。

新卒の特徴は、GW後に退職者が出て大きく動きます。

求職活動は夏休み間近の5~7月は動きが鈍く、夏休みに友人と情報交換した後の9月が若手のピーク。

一方で、中高年齢層のピークは、12月のボーナス後、年末年始に親戚や友人と情報交換した1月に求職活動が活性化すると言われています。

このことから若手を中途採用したいときは9月、ベテランを採用したいときは年明けあたりが求人を出す目安となります。

どの層を採用する必要があるのか、ターゲット人材の動くタイミングと自社の人材が不足している層を見極めるとよいでしょう。

◆ 求人媒体にもそれぞれ特徴があります

①紙媒体

②Web媒体

③人材派遣

④人材紹介はサポートが手厚い分比較的コストが高く

⑤SNS

⑥クチコミ

⑦学校(大学・専門)

⑧ハローワークなどは自前で動かなければなりませんが、コストが低く採用活動ができます。

即戦力が必要であれば④人材紹介、じっくり自社の社風に育成したいなら⑦の学校からの紹介などの活用がいいでしょう。

若年層は②Web媒体やSNSに集まります。

中高年齢層は①紙媒体をよく見ているようです。

無料で求人できるハローワークを最大限活用する場合①低コスト②中堅スキル③中高齢層を中心に④やや時間がかかっても問題ない状況で使うのがベターです。

それぞれの時期や媒体によって得手不得手、費用も変わってきます。

自社がターゲットとする人材がよく見る媒体に求人を出すと思った通りの人材が集まりやすいでしょう。