1. ホーム
  2. 岡山市の税理士のウェブログ
  3. 令和元年度地域別最低賃金
岡山の税理士のウェブログ

令和元年度地域別最低賃金

2019-11-11

◆ 東京・神奈川で全国初の時間額

令和元年度地域別最低賃金改定額は中央最低賃金審議会で賃上げ額の目安が公表され、各都道府県労働局長の決定により10 月1 日より順次発令されています。

地域別最低賃金の全国整合性を図るため目安のランクを設けていますが、改定額を見ていくとAランクの6 道府県は目安通り28 円引き上げられ東京は1013 円と最高、神奈川は1011 円とついに1000 円を超えました。

今回は目安ではDランクの低い引き上げ額の予定であった県も含め12 県もの引き上げ額が28 円と底上げされました。

Bランクの16 府県も目安通り27 円引き上げられ、2 県のみが800 円以下、一方Cランクは26 円の引き上げ、2 県が新たに800 円台に乗せました。

Dランクでは26 円から28 円引き上げた県が790 円で並び、最低額は15 県が790 円となりました。

◆ 全国加重平均最低賃金は4 年連続3%超

近年最低賃金は引き上げの流れが続いていて最高額(1013 円)と最低額(790 円)の金額差は223 円(昨年は224 円)となり、平成15 年以降16 年ぶりの改善です。

最高額に対する最低額の比率は78.0%(昨年度は77.3%)と5 年連続改善しています。

令和元年の改定額は以下の通りです。

◆ 28 円改定

東京 1013 円 大阪964 円 愛知 926 円千葉 923 円 神奈川 1011 円 埼玉 926 円兵庫 899 円 青森 790 円 岩手 790 円秋田 790 円 鳥取 790 円 高知 790 円佐賀 790 円 長崎 790 円 熊本 790 円大分 790 円 宮崎 790 円 沖縄 790 円

◆ 27 円改定

茨城 849 円 栃木 853 円 新潟 830 円山形 790 円 富山 848 円 山梨 837 円長野 848 円 京都 909 円 静岡 885 円三重 873 円 滋賀 866 円 和歌山830 円広島 871 円 山口 829 円 徳島 793 円福岡 841 円

◆ 26 円改定

北海道861 円 宮城 824 円 石川 832 円福井 829 円 岐阜 851 円 群馬 835 円奈良 837 円 福島 798 円 愛媛 790 円島根 790 円 岡山 833 円 香川 818 円

◆ 29 円改定

鹿児島 790 円