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おばあちゃんの熟練の知恵で大成功！
2020-04-28
豊富な知識と経験、そこから培われた管理力、そして人との出会いの数。
年齢を重ねるごとに必然的に身につけ増強させてきたこれらこそが最強！といわんばかりに、アメリカでは起業を試み成功を手にする年齢が「５０代は２０代の２倍になる」といわれています。
古くはマクドナルド、コカ・コーラ、ケンタッキーフライドチキンの創立者たちも、ビジネスを確立させたのは５０代であったのだとか。
ハワイ在住の女性アンジー・ヒガは、お孫ちゃんの面倒を見ながらのんびり暮らすおばあちゃん。
といっても３０年間の銀行キャリアを勤め、長期出張の多い母親を持つかわいい孫の世話を引き受けるために、早目にリタイアを迎えた若めのおばあちゃんです（笑）。
そんな彼女の今までにやりたかったけれどやれずにいた「好きなこと」とは、独自でデザインを手掛けるソーイングです。
アンジーの頭に起業のアイデアが浮かんだのは、毛布が用意されていない飛行機内で冷たい７時間を過ごし結局その後、かなり体調を崩してしまったときでした。
たたむと見た目もファッショナブルで持ち運びに便利なバッグに変身、お揃いのピロー付きブランケットが商品です。
機内、車内を問わずちょっとした小旅行やピクニックにも使え、家でくつろぐ映画鑑賞タイムや、赤ちゃんと出掛ける際の寒さしのぎなどに大重宝。
バラエティに富んだ利便性に、アンジーならではのオシャレ感覚をパッチワークのごとく縫いつなげました。
「ありがち」だけど「オリジナル」。
また「あるといいな」と常々思いつつも、なかなか購入までに至らないたぐいのアイテムでもあります。
買わない理由に「かさばるから」「やぼったい」などというものが実に多く、アンジーのアイデアは、そこを上手くついたビジネスデザインとなりました。
おじいちゃん、おばあちゃんだからこそ成功できるビジネスチャンスが転がっているこのご時世、結局は「やるか・やらないか」。
そして高齢スタートである以上、やはり普段からの健康管理が重要となる体力勝負がポイントですね（笑）。
