岡山の税理士のウェブログ

ランチの魔法

2022-05-29

書籍:『営業の魔法』

営業が苦手な新入社員と大成功している営業マンが偶然出会い、営業のやり方を伝授してもらう・・・という小説仕立てのビジネス書です。

そんな営業マンとして成功するコツに、実はランチが大きく関わつています。

毎年、新生銀行が「サラリーマンの昼食代」を調査しているのですが、2020年は男性会社員585円(前年比+30円)、女性会社員583円(前年比+2円)ということで、コロナ前は女性会社員の方がランチ代は高かつたものの、昨年は夜の飲み会が減った分をランチに回した男性会社員が多かったのでは?という分析結果が出ています。

2015年には600円を超える金額だつたものが、物価は上がっているのに昼食代は下がり続けています。

そもそも時間がなくて牛丼やハンバーガーなどのファストフードで済ませていたのが、給料が上がらない時代になつて、コンビニでワンコイン以下で済ませるようになってしまつたようです。

ただ、内勤の方のように、社食があつたりお弁当などで節約ができたりする職場とは異なり、外回りの多い営業マンにとつての昼食の時間は、エネルギー補給であり、頭と体をリセットできる休憩時間であり、次の営業の戦術を練り直す時間にもなります。

しつかり栄養と時間を取つていただきたいですね。

「そうは言つても予算が・・・」ですよね!フランスでは「ランチ補助金」というのが出るので、昼からコース料理を食べることも多いそうですが、日本でそのような福利厚生ができるためには、やはり食を文化とする風土が必要だと思います。

でも、せめてラーメンやチャーハン、オムライスのように炭水化物に偏つたものではなく、一汁三菜・・・ごはんと味噌汁とおかず2品、漬物などの組み合わせで、バランスの良い食生活にしましょう。

特に味噌汁は胃腸を整えてエネルギーのチャージもしてくれるため「ランチの魔法」で午後の仕事へのパワーチャージをしてみてください。