- 独立するまでの経緯・経験を聞かせてください。
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独立するまでに私は３つの税理士事務所に勤めています。
もともと独立開業するつもりが全くなかったので、結果的に３つの事務所に勤めることになったのだと思います。
１つ目は広島県にある税理士事務所（現在は税理士法人に変更）で、税理士事務所の仕事の基礎を教えていただきました。 所長先生だけでなく、特に当時厳しくご指導いただいた女性の先生には今でも大変感謝しています。 仕事だけではなく社会人としてのマナーも教えていただきました。 学生時代は陸上競技部で体を動かすことが中心だったので、当初は事務所内でじっとして事務作業を行うことが正直つらい部分もありました。 1つのお客様のところへ複数人で訪問して仕事を行うため、先輩方の仕事の仕方をみて学ぶことができました。 しかし、就職前に想定していたことですが、専門学校に通いながらの仕事だったために残業ができず、その他多くの面において先輩方にどれだけ迷惑をかけたかわかりません。 当時の先輩方のおかげで仕事の基礎を学び、試験に合格することができました。
その後、岡山県内の税理士法人に就職をしました。 ２つ目の事務所では（当時事務所が非常に成長していたということもあり）、税務会計の顧問先への担当業務だけでなく、いろいろな貴重な体験をさせていただきました。 前勤務事務所の先生より30歳以上若い先生で、仕事の仕方や考え方も全く異なるものでした。 よく税理士事務所によって仕事の仕方や考え方が全く違うといわれるのですが、まさにそのような印象を持ちました。
３つ目は、岡山県内の公認会計士・税理士事務所でした。 独立間もない公認会計士の先生と一緒に働くことになりました。 独立開業している会計士は税理士と似ているという話を聞いたことがありましたが、こちらの事務所の先生は大手監査法人に長期間勤務していたこともあり、独立していながら会計監査が業務の中心でした。 それまで、監査報告書くらいはみたことがありましたが、税務ではないより会計の視点を学ぶことができ貴重な体験でした。 税理士がよく税務会計という表現を使いますが、税務と会計は全くの別物だと強く感じます。 また、外部のセミナー等の講師をさせていただく機会もあり、岡山県内の銀行、信用金庫、商工会主催のセミナーで講師をさせていただきました。 そして、2010年に独立開業しました。
勤務時代から今日まで多くのお客様にお世話になると同時に多くの会社・業種を担当・補助してまいりました。 特定の業種に偏ることはありませんが、運送業、不動産業、広告代理業、医業・歯科医業、士業などのサービス業や製造業、建設業、小売業等を主に担当しています。
